平成27年 6月定例会(本会議)-06月18日個人質問

[ 平成27年 6月定例会(本会議)-06月18日 ]

 

 

◆8番(花井慶太) ただいまより議長のお許しをいただき、通告順に従いまして、大阪維新の会、1人目の質問をさせていただきます。

まず、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。

先日、大阪市内で大阪市における特別区設置住民投票、いわゆる大阪都構想住民投票が行われました。結果は僅差の反対多数で否決となりましたが、約半数の市民の方々が、閉塞感のある大阪を根本的に変えてほしいという意思を示されました。

また、投票率66パーセントが物語りますように、市民一人ひとりがより政治に関心を持つようになり、民主主義の中でとても意味のある住民投票になったと考えております。

豊中市におきましても、4月に行われました大阪府議会議員選挙、豊中市議会議員選挙の結果を見ましても、豊中市民の皆様からの期待は、やはり閉塞感からの変化を求めているものと思われます。

我々大阪維新の会として訴えておりますのは、今までの政治にはなかったスピード感を持って、徹底した行政改革によりむだを見つけ、財源を生み出し、その財源を日本の将来を担う子どもたちのためをはじめ、高齢者や諸先輩方の安心・安全、安らぎのため、また、現在、社会の最先端で一生懸命働いておられる現役世代の方々への支援のため、成果を求めつつ重点的に充てていくことであります。

例えば、大阪維新の会が進めてまいりました大阪市内においての外郭団体の必要性の精査をし、財政的・人的・資本的関与の見直しにより、天下り先との批判の多い外郭団体を大幅削減、大阪市職員基本条例の制定により、外郭団体の天下りを大幅減少させることができました。

また、平成26年には、技能労務職の給与につきまして民間同種、あるいは類似業務の従業者との均衡を考慮した改革を行っております。

他市町村におきましても、民間でできることは民間に、民間の柔軟かつ優れたアイデアや活力を導入し、行財政改革を進めております。

少子高齢化問題が全国的な問題となっている中、豊中でも高齢化が急激に進む今日にあって、限られた財源をむだなく有効に活用することが喫緊の課題であることは明白です。淺利市長におかれましても、たゆまぬ行財政改革の断行が必要だとお考えだと思われますが、先ほど申し上げましたような今回の住民投票や統一地方選の結果を受けて、市長はどのように市政運営を考え、どのような行財政改革を進めていくお考えでしょうか。お考えを教えてください。

1問目、終わります。

 

◎市長(淺利敬一郎) 大阪維新の会議員団、花井議員さんの行政改革についてのご質問にお答えいたします。

まず、大阪市で実施されました特別区設置についての住民投票につきましては、自治体の存続そのものやまちづくりのあり方について問われたものであり、その結果を尊重すべきものであると考えております。

また、有権者の3分の2が投票されたということは、住民の関心の高さの表れであり、投票された方々は大阪市の将来について真摯にお考えになられたものと認識いたしております。

統一地方選挙につきましては、地域の身近な課題やまちの活性化について、市民の皆様が真摯にお考えになられた結果が反映されたものと考えております。

本市の市議会議員選挙では、立候補者数が42人という厳しい選挙戦でありましたが、それだけに市民の代表として選ばれました36人の議員の皆様に寄せる市民の期待は大きなものがあろうかと存じます。

行財政改革につきましては、これまでも議会や市民の皆様のご協力とご理解のもと、継続した取組みを推進し、財政の非常事態を克服するなど、着実に成果を上げてまいりました。

今後におきましても、将来の人口や財政状況等を見通し、市有施設の戦略的な配置を進めるなど、未来志向でたゆまない行政改革に取り組み、多様な価値観や意見を尊重しつつ、市民との協働とパートナーシップのもと、基礎自治体としての責務を果たしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) ただいまの淺利市長からのご答弁では、これからもたゆまない行政改革に取り組んでいかれるとのことです。

豊中市では、人口のボリュームゾーンであります団塊の世代が、後期高齢者入りする10年後の2025年に向けて、これまで以上に医療・福祉関連の支出が増えてまいります。そして、多くの市有施設の更新、インフラの高齢化への対応に必要な費用もこれからますます増えてまいります。

大阪都構想の住民投票での否決により、残念ながら大阪全体での改革の大きなチャンスは失われてしまい、大阪は厳しい状況になりました。豊中市においては、これまで以上の更なる徹底した行政改革にスピード感を持って取り組んでいかれますよう強く要望いたしまして、この質問を終わります。

2つ目の質問をさせていただきます。

公共サービスにおいて、行政と民間が果たす役割についてお尋ねいたします。

公共サービスについては、市民ニーズや地域の課題が多様化・複雑化する中で、住民サービスを向上させる見地から、民間のノウハウ、創意工夫を生かすべく、従来、行政部門が担っていたが、近時は民間部門が担うことも多くなっております。

そこで、豊中市の公共サービスにおける行政と民間の役割分担についてお聞きします。

豊中市では、市民協働という言葉はよく使われますが、公民連携という言葉はあまり使われない印象があります。

公民連携は市民協働と異なるのでしょうか。また、公民連携に対する市の考え方とこれまでの取組みの具体例を教えてください。

1問目を終わります。

 

◎総務部長(菊池秀彦) 公民連携、いわゆるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)と呼ばれるものについてでございますが、これは民間委託、PFI、指定管理者制度、事業の民営化などのように、民間の資源や創意工夫を活用いたしまして、公民が連携して公共サービスを提供する手法の総称と言えます。

一方、市民協働でありますが、本市の自治基本条例において、その原則を示しておりますとおり、市民、事業者、行政それぞれが自治の主体として、対等な立場で相互に理解して目的を共有し、自発性・自主性を尊重しながら企画の段階から地域課題に取り組んでいく考え方であり、具体的な内容では公民連携と重なり合うものと認識しております。

本市における公民連携の具体的な事例でありますが、ごみ収集運搬事業などの民間委託や、体育施設などの公の施設における指定管理者制度の導入をはじめ、すこやかプラザや千里コラボのように、民間資本によって民間施設の整備と一体的に市の施設を建設するという手法や、市役所駐車場のように、市有財産の使用許可によって民間が施設運営を行うという手法の採用など、さまざまな形態で取組みを行ってまいりました。

今後におきましても、市民にとって必要なサービスを安定的に提供していくために、既存のサービスの提供のあり方を常に検証し、サービスの質を向上させるための有効な手法として公民連携に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) 今後も公民連携に取り組まれていくとのことですが、市の公民連携の窓口はどこになるのでしょうか。

具体的には、公民連携の手法の1つであるPFIに関わっての所管はどこで、PFI法に基づく民間事業者からの提案の窓口及び民間事業者からの公民連携に関する提案を受け付ける窓口はどこになるのか、教えてください。

2問目を終わります。

 

◎総務部長(菊池秀彦) ご質問のPFIに関します窓口についてでありますが、市有施設の戦略的な配置を所掌します資産活用部が総合的な窓口となります。

民間事業者からの個別具体的な提案の受付につきましては、各施設の所管部局が窓口となります。

公民連携を推進していくに当たり、民間委託、指定管理者制度、事業の民営化など、公共サービスの提供に関わる外部活力の導入については、総務部が全庁的な調整や仕組みづくりを担当しておりますので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) 例えば、ある事業者が市の施設等を利用して、市のにぎわいづくりにも資するような提案をしたいとして、施設に相談に行っても単に施設利用に関することしかできない。また、ある施設がだめでも他の所管課の施設がいけるかもしれない。目的達成のためには資産活用部でも総務部でもなく、都市活力部魅力創造課に行く必要があるかもしれません。

市の公民連携に関する窓口が一本化されてわかりやすいことが、公民連携のより一層の推進のために必要だと思います。

部局間で、それはあちらの方で相談してくださいと譲り合いにならないよう、窓口の明確化に努めていただきますよう要望いたします。

次に、先ほどのご答弁の中で、公民連携の一例として民間委託や指定管理者制度の導入を挙げられました。

これらの手法によってコスト削減がなされることも多いと思いますが、民間委託や指定管理の手法によって従来の直営方式よりコストが下がるとすればサービスも下がるのは当たり前だといった考え方もあるようです。市として、これまでの公民連携事業でコストダウンが図られている事例において、サービスが低下しているとお考えのものがあれば教えてください。

 

◎総務部長(菊池秀彦) 民間委託や指定管理を含めた外部活力導入については、平成20年に豊中市外部活力導入のガイドラインを策定し、コストはもとより、公共サービスの質の維持向上、多様な主体の参画と協働の推進など、多角的な観点により検討、判断を行うこととしております。

公共サービスの提供については、例えば民間委託を行った場合、当該サービス全体の最終的な執行責任は市にございます。このため、市が委託した公共サービスを民間事業者が適正かつ確実に実施されているか、サービスの実施状況についてモニタリングや評価を行うこととしております。モニタリングや評価を行う中で、サービス水準に問題があれば是正勧告を行うなど、サービスの質の維持向上を図る仕組みを構築しております。

こうしたことから、民間委託などを行った際にサービスの質が低下した状況のまま、契約が継続することはないものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) なぜこのようなことをお聞きしたかと言いますと、とある市民協働推進系のイベントで、とある市民協働系の委員会の学識委員が「民間委託、指定管理はコスト削減の手法として用いられがちだが、費用が下がればサービスが低下するのは当たり前」といった発言をされており、強い違和感があったからです。ご答弁をお聞きして安心いたしましたが、同じサービスをむしろこれまで割高な価格で利用させられていたと思う市民は多いのではないでしょうか。

引き続き、公民連携事業の推進に努めていただきたいと思います。

公民連携はさまざまな分野で進めていくべきですが、例えば商業振興、起業支援の分野での更なる推進が必要と考えております。

市では、とよなか起業・チャレンジセンターでの取組みをされており、その取組みは評価いたします。ただ、こういった起業支援分野において、やはり自らの身銭を切って、自らのリスクで事業をされている民間事業者のアイデア、ノウハウが必要なのも事実です。

例えば、飲食や製造小売の分野で事業を興されようとしている方の中には、自らのビジネスがうまくいくかどうか、本格的な初期投資を行う前に市場、消費者の反応を探るために、商売を実験的に立ち上げる場を求めておられる方もいらっしゃいます。

公民連携事業の展開にふさわしい分野だと思いますが、市のお考えをお聞かせください。

 

◎都市活力部長(本荘泰司) 起業支援と公民連携についてでありますが、新たな起業や事業の実施の前段階で直接、消費者の意見やニーズを把握するマーケティングは重要であると考えております。また、現在、そのような機会としまして、民間主催によるさまざまなフェアやイベント、フリーマーケットなどが開催されておりまして、起業をめざす方々も活用をしているとお聞きしております。

したがいまして、ご提案のことにつきましては、その場所のいかんにかかわらず、関係機関や団体にその実態やニーズ、また情報提供のあり方についてご意見をお聞きするとともに、とよなか起業・チャレンジセンターでの起業相談時やセミナー開催などの際に、ニーズ把握や情報提供を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) 飲食業などは特に大きな初期投資が必要であり、うまくいかなかった場合に大きな借金が残ってしまう可能性もあり、そのことが起業の二の足を踏ませる原因にもなります。

例えば、市の遊休地などがあればその場所を活用することによって、先ほどのご答弁の中にありましたような民間の方々との公民連携事業を展開することもできるのではないでしょうか。

豊中で商売の実験をされ、見込みを立てられた上で本格的に市内に起業される方が増えることで、豊中の市内においしいお店が更に増え、また、個性的な製造小売等のショップが増えれば、市民の方もうれしいと思います。この分野での公民連携事業の展開を要望いたします。

続きまして、公共入札についてお尋ねいたします。

先ほどのご答弁からは、市民のサービスを向上させるための有効な手法として公民連携に取り組まれるとのことでした。

そこで、豊中市において公民連携を推進していくという観点から公共入札についてお尋ねいたします。

入札の発注方法は、従来からの仕様発注と、近時、増えてきている性能発注という分け方ができます。単純化して言えば、1日5回トイレを掃除してくださいというのが仕様発注であり、トイレをきれいに維持してくださいというのが性能発注です。

民間の持つノウハウ、技術力に基づく提案を生かすという観点から見た仕様発注と性能発注の違いを教えてください。

また、昨年度の入札における仕様発注と性能発注それぞれの件数及び性能発注をするのはどのような場合か、教えてください。

1問目を終わります。

 

◎総務部長(菊池秀彦) 公共入札における仕様発注と性能発注の違いについてでありますが、仕様発注は、発注者が発注内容や実施方法について詳細に仕様を決定する方式であり、工事発注における一般競争入札、あるいは指名競争入札などがこれに該当いたします。

一方、性能発注は、民間企業の持つ技術力や創意工夫に基づく提案をいただくために、発注者が満たすべき要件やサービス水準の詳細を規定して発注する方式で、本市におきましては公募型プロポーザルとして実施しているところでございます。

平成26年度における仕様発注と性能発注の件数でありますが、工事においては仕様発注が391件、性能発注はゼロ件、工事に係る委託業務におきましては仕様発注が135件、性能発注はゼロ件。また、それ以外の委託業務については、発注件数がおよそ530件のうち、性能発注は13件でございました。

次に、性能発注方式の一手法である公募型プロポーザル方式により発注する場合の判断基準でありますが、実施しようとする業務が、受託者の能力、技術、創造性、経験等により履行内容または履行方法その他に顕著な差異が現れる業務、受託者によって履行の内容、または方法が異なるなど、仕様書等で具体的に発注内容を規定することが困難な業務のいずれかに該当する場合と定めておりますので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) この項目についての意見・要望をいたします。

民間企業の技術力や着想力に基づく提案をいただくためには性能発注が向いており、平成26年度においては工事以外の委託業務で13件の性能発注があったとのことです。積極的に公民連携を進めていくに当たっては、発注方式の選択が重要と考えます。その意味で、先ほどご答弁いただいた判断基準はやや消極的ではないかと考えます。

これまでなら仕様発注するような場合でも、性能発注することで思わぬよい提案を民間からいただけるかもしれません。

もちろん、性能発注をする場合、民間は一定のリスクを負って応募されるわけですから、市としてもしっかりとコンセプトを明示し、評価ポイントを明確にする必要がございます。

こういったことには配慮しつつも、これからの公共入札案件について、公民連携推進の見地から性能発注を活用していただくよう要望いたします。

以上で、この項目の質問を終わります。

続きまして、施設管理についてお尋ねいたします。

公民連携を進めていくという見地から、市の施設管理について質問させていただきます。

市にはさまざまな施設があり、それぞれについて消防設備やエレベーター、自動ドア、空調、電気工作物などの管理が必要となります。

まず、現在の市の施設管理の現状について、施設ごとの委託契約なのか、先ほど申しましたような管理内容ごとの委託契約なのか。これらの契約を担当する市の実務者はどのように配置されているのかを教えてください。

1問目を終わります。

 

◎資産活用部長(福田雅至) 施設管理の現状についてでございますが、施設の管理に伴います契約には消防設備、昇降機設備をはじめといたしまして、さまざまな設備の保守点検や修繕契約などがございます。

これらの契約につきましては、設備ごとにその内容も異なりますことから、各施設を所管しております部署において、設備ごとに契約をしております。また、契約実務につきましては、各施設の所管部署の職員が担当しております。

 

◆8番(花井慶太) ただいまご答弁いただきましたように、現状は施設ごとに、また管理内容ごとに施設を管理する各所管部署の担当者が施設管理の実務を担われているわけでございます。

最近は公民連携事業として、先ほど取り上げました性能発注によって、施設の包括的管理委託を行っている事例も他市で出てきており、平成25年に実施されました我が市の職員研修でも事例紹介がされておりますので、資産活用部の方もご存じかと思います。

所管部署担当者の事務量の低減、スケールメリットによるコスト削減と管理の質の向上等がメリットとされておりますが、これは公民連携事業として民間のノウハウをうまく採り入れた事例と言えます。

豊中市でも公民連携を推進し、しっかりと民間のノウハウを採り入れていくという見地から導入を検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。

2問目を終わります。

 

◎資産活用部長(福田雅至) ご質問にございます包括的管理委託につきましては、千葉県の流山市をはじめといたしまして、幾つかの市町において導入されております。

流山市は、施設の設備管理を一括して発注をいたしまして、そのコスト削減分を対象施設の巡回点検や簡易な保守作業、修繕計画の提案などの付加価値サービスに充てておられるというふうに聞いております。この方式は、民間のノウハウを活用することによりまして、コスト削減、事務の効率化はもとより、保守管理業務の質の向上を図るもので、公民連携による公共サービスの提供に関する有効な手法の1つであると考えております。

しかしながら、市が契約実務を行うに当たりましては、契約手続の透明性を高めながら、公正性、競争性及び確実な履行の確保を図る必要がございます。

したがいまして、今後、これらの点にも留意しながら、他市事例等について調査研究してまいりたいと考えております。

 

◆8番(花井慶太) 3問目は要望です。

最初の行政改革に関する淺利市長のご答弁でもありました市有施設の戦略的配置の推進が、これからの重要課題であることに異論はございません。

それに加えて、今後の公共施設の維持管理費用の削減を図りつつ質を向上させていくために、公民連携事業として性能発注による包括的施設管理についても検討していただきたいと要望いたします。

以上で、この項目の質問を終わります。

最後に、公民連携推進の観点から、公的不動産の活用についてお尋ねします。

まず、市が所有する不動産には、未利用になっている、また未利用になる予定のものがありますが、これらの不動産の活用について教えてください。

1問目を終わります。

 

◎資産活用部長(福田雅至) 市が所有する不動産のうちの未利用の土地、建物の活用に関する考え方についてでございますが、廃止・移転が決まった施設の利活用につきましては、その土地条件や立地特性を整理いたしました上で、民間への売却、貸付等による活用、他用途での公的な利用などを比較考量し、跡地活用の方向性を総合的に判断することとしております。

その結果、民間への売却、貸付等による活用を図ることと決定いたしましたものにつきましては、普通財産として当部が引き継ぎ、利活用を図ることといたしております。

 

◆8番(花井慶太) それでは、具体的な不動産についてお聞きすることにします。

これまでも、この議会で議論はなされておりますが、改めてお尋ねいたします。

現在は廃止された旧服部南及び旧服部西自動車駐車場については、廃止の検討をいつごろから始め、正式に廃止決定をし、そして実際に廃止をしたのでしょうか。これらの不動産の面積と合わせてお答えください。

2問目を終わります。

 

◎資産活用部長(福田雅至) 旧服部南及び旧服部西自動車駐車場に関しまして、廃止の検討をいつから始めたのか、正式な決定と廃止日及びそれぞれの面積は幾らかについてのご質問でございます。

両駐車場とも、平成22年の10月に検討を開始いたしまして、国道沿いの服部南自動車駐車場の方は、平成23年の3月に廃止を決定、9月30日廃止。服部西自動車駐車場は平成26年3月に廃止を決定、11月30日廃止となってございます。

面積につきましては、服部南自動車駐車場が2,152平方メートル、服部西自動車駐車場が814平方メートルですので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) 旧服部西自動車駐車場につきましては、1問目でお答えいただいた指針に基づき、地域住民のご意見も聴きながら、基本的に売却の方向で考えておられるとのことです。

これについては、昨年の決算委員会等でも議論されており、服部駅周辺のまちづくりの観点も考慮すべきと考えております。

他方で、旧服部南自動車駐車場については、当分の間、貸付による活用を図り、その具体は今後検討するとのことです。

そこで、さらにお尋ねいたしますが、平成23年に廃止された後、その土地につき、これまでどのような検討がなされたのでしょうか。また、市内部でどのような提案があったのでしょうか。広く民間から意見を募るようなことはあったのでしょうか。

3問目を終わります。

 

◎資産活用部長(福田雅至) 服部南自動車駐車場につきまして、当分の間、貸付により活用を図るということにしているわけでございますけれども、これまでに庁内でどのような意見があったかという点でございます。

服部南自動車駐車場の廃止後の活用につきましては、庁内の各部局に意見照会を行いました経過がございます。

その中で、この土地につきましては、再開発や駅前広場などの事業用地として、本来の目的に利用することとなった場合にも支障を来さないような適切な活用方法というものが、行政の中ではなかなか見いだせなかったということでございます。

なお、これまでに広く民間への意見を求めたことはございませんので、よろしくお願いいたします。

 

◆8番(花井慶太) 4問目は意見とします。

旧服部南自動車駐車場については、廃止後、現在に至るまでの経過については、残念ながら評価できるものではありません。

ちなみに先ほどのご答弁によりますと、旧服部西自動車駐車場は814平方メートル、相続税路線価図を見ると平米25万円です。単純にかけ合わせすれば1億8,300万円、服部南自動車駐車場については、2,152平方メートルで平米19.5万円です。単純にかけ算すれば4億1,900万円です。このような不動産の活用が不十分であることは市民にとって大きなマイナスです。

早急に民間事業者の方々に市場調査を行うなどして意見を伺い、アイデアを求める必要があります。例えば、先ほど公民連携のところでお話をしました飲食や製造小売などの起業を考えておられる方のチャレンジの場を設けるようなことも可能かもしれません。

以上で、大阪維新の会、1人目の質問を終わらせていただきます。