個人質問① 都市と農業~都市型農園の可能性について

本日させていただいた個人質問①の概要です

1 都市型農園の可能性についてお尋ねします。
豊中市においては市民農園事業をおこなっていますが、利用申し込み者数や抽選倍率の概要、また最近の申し込み者の傾向やその背景について考えられる点について教えて下さい。

(答弁)

市民農園は、市民が土に親しみ、余暇を楽しむ場を提供すると共に農地の保全・活用を行うことを目的に、平成28年度は、25農園、1,007区画開設しています。

申込人数は、2,093人で倍率は約2倍となっており、申込者の年齢層は、中高年層が多い傾向ではありますが、徐々に若年層の申込も増えてきております。その背景としては、食の安全性に対する関心や、野菜作りの過程を通じて自然や環境学習について学ぶ機会として、子どもと一緒に野菜づくりをしたいという声もお聞きすることが多くなっており、農業への関心の高まりがあるものと考えております。
2 次に学校や地域の実態に応じて、田植えをして稲を育てたり、畑や菜園で野菜を育てたりしている学校があると聞きます。このような活動がこどもたちに与える影響について教育委員会の見解をお聞かせください。

(答弁)
各学校におきましては、その実情に応じて、地域の協力も得ながら、野菜栽培や米づくり等の体験活動を、生活科、理科、社会、総合的な学習等の各教科や領域に位置づけて実施しているところです。作物の成長や変化、実りが児童生徒に生命の営みを実感させるとともに、生産することの大切さや喜びを体感し、理解できると考えております。また、食料生産に従事している人々の工夫や努力を学ぶとともに、食生活に関心を持つなど、食育の推進にもつながっていると考えておりますので、よろしくお願いいたします。

3 次に市社会福祉協議会において、「豊中あぐり塾」という取り組みがありますが、概要と市の評価を教えてください。また高齢者が農作業に取り組むことの意義について教えてください。

(答弁)

「豊中あぐり」の概要につきましては、事業は豊中市社会福祉協議会が主催し、男性高齢者を中心とした豊中あぐりプロジェクト運営委員会を設置し、都市型農園の運営及び農作物の直売、ボランティア講座等の開催による地域福祉活動の担い手の養成等が行われております。

市といたしましては、農業という切り口で男性高齢者の能力を活かし活躍できる場を創出するとともに、地域づくりの担い手育成が進められていることから、都市型農園を拠点に人と人がつながり、互いに認め合いながら支え合い、孤立のない、誰もが社会参画のできる地域社会の実現につながる取り組みと考えております。
4 南部庄内地区では今後、市立小中学校の再編が進んでいくことになるとおもうが、今後課題としてあがってくるのであろう跡地活用について、地域の皆様のご意見がもちろん大事ではありますが、子育てや教育環境整備の一環、高齢者施策の一環として都市型農園を営んでいくこともできると思うが市の見解は。

(答弁)

学校再編に伴う跡地利用につきましては、これまで学校が、コミュニティや生涯学習、防災などの地域の拠点を担ってきた経過からも、地域の活性化に資するような活用を検討する必要があるものと考えています。
都市型農園につきましては、地域コミュニティの形成や世代間交流を進める上での一つの方法と考えております。
まち・ひと.しごと創生総合戦略委員会におきましても、跡地利用について、ご提案いただきました都市型農園のほか、地産地消をテーマにしたレストラン、子ども食堂など、新たな活力の導入により南部地域全体の魅力向上につながる活用方法が提案されたところです。
今後におきましては、資産活用部など関係部局と連携しながら、検討を進めてまいります。

5 意見とします。南部地域における魅力ある学校づくりのために、また地域の高齢者の活躍できるまちづくりのためにも、今回ご提案したような都市型農園への取り組みをご検討いただきますようお願いいたします。