選挙カー「自粛」の動き

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本日の朝日新聞朝刊によると自民党大阪府連は大阪での統一地方選の選挙カー自粛を呼び掛けることにしたそうです。

私は震災前から、もともと、地方選レベルでの選挙カーによる連呼、そして選挙カーに対する公費助成には反対ですし今回の選挙でも、もちろん選挙カーによる連呼はしませんので、今回のこの呼びかけは私にはあまり関係有りません。

むしろ、この呼びかけが単に今回だけの自粛にとどまっているところに、この呼びかけの限界を感じています。これを機に地方選レベルでの選挙カーによる連呼行為、公費助成について見直しの議論が高まることを望みます。

なお、橋下大阪府知事の発言にもありましたが、街頭演説の自粛などが広がることによりむしろ民主主義を非常におろそかにするのではないかと考えています。

私は全国レベルでの統一地方選延期が望ましいと考えていますが、民主、自民、公明等の賛成により被災地のみの選挙延期になった以上、近々選挙に向けて政策を訴える活動を再開せざるを得ないと考えます。再開せずに、政策を訴える活動は「自粛」ということになれば、有権者の皆様は何を基準に候補者に投票すればいいのでしょうか?

一番よくないのは、「選挙に行く気分ではない、選挙活動(選挙カーによる連呼ではない)も自粛されているので候補者のこともよくわからない」ということで、投票に行く人が減り、低投票率のもとで、今後「4年間」における市民の代表が決まってしまうということだと考えます。被災地の方々が、大阪での統一地方選における投票の棄権という「自粛」を望んでおられるのかどうかは疑問です。

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