平成30年 3月定例会(本会議)議員定数削減関係の討論

定数4人減の提案に対する討論

◆8番(花井慶太) 議員定数を4人減とする無所属の会のご提案でございます。そもそも地方議会の定数について、明確な適正値や根拠に基づいた算出方法が示されているわけではなく、それぞれの議会が独自に決定することになっていることを前提に、しかし、豊中市議会においては議員定数の算出根拠を明確にする必要があるというご主張だと理解します。
そして、豊中市議会の常任委員会が4つで構成されていることを根拠に、定数を4人減らすとしておりますが、各委員会の定数を同じにしなければならない理由は特にありません。先ほどもご説明がありましたが、豊中市議会においても4の倍数ではない定数38人の時代もございました。
また、ご参考までにお隣の箕面市議会は、総務常任委員会7人、民生常任委員会6人、文教常任委員会及び建設水道常任委員会各5人となっております。この点で、4人の倍数でしか増減員できないとするのであれば硬直的過ぎると思います。
また、この4人削減で、定数が32人になれば、現時点の人口から算出される議員1人当たりの人口が約1万2,400人となり、今後はこの議員1人当たりの人口約1万2,400人を算出根拠として明確化するとのことですが、そもそもなぜ1人当たり約1万2,400人が妥当なのかの根拠がありません。さらに、議員定数の問題はそのときどきの議会の議員が、そのときどきの社会情勢等を総合的に検討して決定すべき事項であり、今この議会において、将来の議員定数の議論に縛りをかけるべきではありません。
これらの点を考えると、無所属の会のご提案の根拠とされているところは、市議会の市民に対する議員定数の妥当性を示す説明材料にはならないと考えます。
もう1つですが、先ほど来、議会の活性化という話がございます。我々の会派の提案に対して、そういったこと以外にほかにいろいろと議論をすることがもっとあるのではないかというご指摘だったと思うんですけれども、それはもう本当にごもっともなことでございまして、ただ、それはもう皆様ご存じのとおり、議会改革等検討委員会におきまして、それぞれの会派から、それから無所属議員からさまざまな提案がなされて、そしてさまざまな議論がなされているということでございまして、この議員定数の話だけを我々は議論しているわけではなくて、何か議会の活性化というものがほかにあるのに、それを全く無視をして、我々が議員定数の話だけをしていると捉えるというのは心外でございまして、このことは申し上げたいと思います。
そして、先ほど議会でこれまでさまざまな議案が提案されている中で、一度も修正、そして、否決がされたことがないのではないか、議会の活性化ということではいろいろとそういったところも考えないといけないのではないかというご指摘もございました。それも私ども大阪維新の会も皆様ご承知のとおり、さまざまな案件に対して真摯に、是々非々で議論させていただきまして、反対すべきものは反対させていただいている、そのことも議員の皆様はもうご存じだと思います。
したがいまして、この議会改革等検討委員会でさまざまな議論がなされており、その一つとして議員定数の話が今回出ているということ、我々はそのことだけを議論して、ただ単にそのほかのことはどうでもいいというように考えているわけではないということをお話ししないといけないと思います。
あと、議員の定数が減れば、質問の時間が減っていくのではないか、市民の皆さんと議会とのパイプ、市役所とのパイプというものが短くなっていくのではないか、そういうご懸念を示されていると思います。それもごもっともな意見でございますが、ただそれは、例えば質問時間が1人当たり10分ということになっておりますけれども、それは今の議会で1人当たり10分ということになっているわけでございまして、議員定数が減らされた暁には、議員の個人の質問時間を増やすということは当然考えていくべきことでありまして、そのようなご指摘も今回のことには当たらないのではないかと考えております。
いずれにいたしましても、この議員提出議案第4号は、私たちの考え方とは、その根拠において違うところがございますが、少しでも議会の定数を削減するという結論におきまして、我が会派の提案いたしました議員定数削減数に近いところでございますので、賛成をするということを申し上げて、討論を終わらせていただきます。

議員定数2名削減案にたいする討論

◆23番(神原宏一郎) 議員提出議案第2号豊中市議会議員定数条例の一部を改正する条例の設定について討論をさせていただきます。
先ほどの議員提出議案第3号並びに議員提出議案第4号に対する討論でも述べたとおり、私たちの会派は議員定数を削減することは手段であり、豊中市政において民主主義を実現していくに当たって、議員定数に一定の根拠を豊中市議会として定めるべきと一貫して提案、主張してまいりました。その点で言えば、今回の議案の提案者からはなぜ定数を2人削減するのか明確な根拠は示されておらず、また、将来的な更なる定数の増減に対する考え方についても明確な説明はなく、納得のできるものではありませんでした。
私たち無所属の会が提案説明した際にも述べましたが、議会の先人たちは議員定数の増減について連続した改選期に2人ずつ合計4人の改正をしてこられました。今回はそうした議論もできないまま、性急に2人削減を提案されたことは残念でなりません。しかしながら、今回提案されている削減案が、私たちが根拠を示した形での議員定数4人削減案につながる通過点として捉え、また、今回の議員定数の削減によって生じた財源を議会の活性化、民主主義の醸成につなげるために活用されることを期待し、議員提出議案第2号豊中市議会議員定数条例の一部を改正する条例の設定については賛成することといたします。
なお、私たちはあくまで根拠を示した形での議員定数4人削減を提案しておりますので、もし今回の条例案が可決されたとしても、更に定数2人の削減を主張していくことを表明し、討論を終わります。
◆1番(木村真) これも反対なんですけれども、理由もほとんど一緒なんですけれども、やっぱり議員定数を減らすということについては多様な意見というものが切り捨てられることになりかねないので、慎重にならなくてはいけないというのが一般論として、私はそんなふうに考えています。
ただ、もちろん人口減少、その他社会的な状況の変化などがあった場合に、議員定数の削減というのも検討せざるを得ない局面はあると思います。あると思いますけれども、今はそのときではないでしょうということです。
最後に、例えば2人削減して、そこで浮いた財源を議会の活性化に充てるべきであるというような考えもあったわけですけれども、先ほど来、私が言っているように、例えば一括採決を個別の採決に変えるというようなことでいいますと、お金は1円もかかりませんので、今回の3月定例会からでもやりませんか。
ということで、この議案には反対であるということを申し述べます。
◆2番(熊野以素) 別に基本的には同じことです。ただ、先ほど申しましたように、現在、人口が減っているわけではありませんし、必ず減少するというような根拠がどこにありますか。たしか少し前に、豊中市は40万人切ると、もっと減るだろうと言われていたじゃないですか。ところが、豊中市が一生懸命頑張って、いいまちになったから増えているわけですよ。とにかく、そのときそのときですが、どんどん人口が減っていくといわれた予想は見事に外れてしまったわけです。これから先、人口が減少していくという保証をどなたがなさるんでしょうか。と私は疑問に思います。
そして、先ほど言いましたように、議員一人ひとりがどれだけの市民とお話ができるのかということを考える、そういう具体的な数というのをやはり考えていってほしいと私は思います。現在の豊中市、約17万3,000世帯、40万人近い豊中市民の方々の日々の生活の中から起こってくるさまざまな訴えを私たち一人ひとりがどのように取り上げていくのか、そして、議会での審議というものをしっかりと実のあるものにしていく、乱暴な一括採決をやめようと思えば、いつでもやめられることなんですよ。そういうことが私は大事だと思いますので、議員定数のことではなく、先ほども申しましたように、本当の議会改革というものに取り組んでいくべきだと考えまして、私の反対討論にさせていただきます。

◆16番(酒井哲也) 議員提出議案第2号について、賛成の立場から討論を行います。
本議案の提出までの経緯については、昨年度の議会改革等検討委員会での申送り事項に基づいて各会派の皆さんと、それこそ真剣に何回も何回も議論を重ねて検討し、ぎりぎりまで合意をめざして取り組んでまいりました。議会改革等検討委員会では、いわゆる議員定数2人削減を目安と、その幅について我が会派の考え方をお示しさせていただいたところであり、さらには昨年末の12月定例会最終日の質疑あるいは本年1月29日の議会運営委員会での質疑において大半が語られ、示されたところでありますが、正副議長、いわゆる議会改革等検討委員会委員長及び副委員長から示されたまとめによりますと、議会の機能を低下させないことを前提に、将来の予測を含めた豊中市の人口や財政状況、市民の声などを検討の要素とし、また、中核市や近隣自治体などの状況を参考にして、議員定数を検討することを確認したとありますように、我が会派としての考え方に大要一致をしていると考えるところであり、本議案を提案したものでございます。どうか1人でも多くの議員の皆さんのご理解、ご賛同をいただきますことを念願いたしまして、賛成討論といたします。
◆8番(花井慶太) その時代の市における社会情勢など、さまざまな事項を総合的に考慮して、今回、議員定数を削減すべきという点におきましては、自民新風会議員団、そして、公明党議員団のお考え自体には賛成をいたします。
ただ、このような総合的な考慮の結果、提案に至った削減数が私どもは7人と異なったわけでございます。2人という数字が、ご提案会派にとって、いわゆる身を切る改革になるのか、そういった疑念というのも漏れ伝え聞くわけでございますが、少しでも議員定数の削減につながるのであればという思いをもって賛成をいたしたいと思います。