豊中市議会の本会議場

大阪維新の会の会派代表質問が行われました。

多岐にわたり質疑が行われました。そのなかで今回は図書館ついての概要です。

図書館について

1問目

まず電子書籍貸出サービスについてお尋ねします。

次年度始められるこのサービスについてその概要はどのようなものでしょうか。またどのような電子書籍をそろえられるのか、従来の紙の本の購入費を減らしてその分で電子書籍サービスの財源にあてるのかについてお答えください。

1問目答弁

 電子書籍貸出サービスは、令和4年度中の導入、運用開始をめざし、電子書籍専用のWebサイトを構築、クラウド方式での提供を予定しています。

 このサービスを通じて、コロナ禍での非来館型サービスの推進とともに、文字拡大、多言語対応などの電子書籍を活かし、読書における バリアフリーや多文化共生につながる資料提供を目指したいと考えております。

 ・提供を予定している資料は1000点を購入し、加えて導入時のパッケージ資料、著作権満了の青空文庫も含め合計約7500点程度を考えております。

・なお、令和4年度の電子書籍の購入につきましては、これまでの図書購入費の一部を「電子書籍貸出サービスおよびデータベース拡充」の財源として運用します。

・図書館で購入できる電子書籍のタイトル数はまだまだ限られているところから、出版動向を見据え、電子書籍・紙媒体の資料、両者の特性をふまえ、利用者の皆様に幅広い情報を提供できるよう努めてまいります。

1問目意見

電子書籍については、消費者としてインターネットサイトから購入するのと違い公共図書館が購入できるものが限られている現状や、紙の資料購入費が減ることを考えると、蔵書の充実という観点で不安もあります。利用者サービスの向上につながるのかサービス導入後しっかりと検証をしていただきたいと意見いたします。

2問目

次に(仮称)中央図書館基本構想について

図書館事業のこれまでの特定事業としての位置づけ、豊中市公共施設等総合管理計画の内容からすれば、庄内図書館・庄内幸町図書館を閉鎖し(仮称)南部コラボセンターの図書館を新設したのち、岡町以外の既存図書館を全館維持したうえで中央図書館を設置するのは困難と考える。(仮称)南部コラボセンターの図書館運用開始地点での延べ床面積の状況と、今後図書館全体として削減しなければならない面積について市の見解を教えてください。

2問目答弁

・南部コラボセンターの図書館運用開始時点での図書館全体の延床面積は 共有按分を含め、15173.21㎡となり、現状とほぼ同等となっています。これは南部コラボセンター内の図書館について、専有面積は減少しているものの、共有部分の按分面積が増加しているものです。

・今後の図書館の施設総量については、令和2年度(2020年度)に策定した「豊中市(仮称)中央図書館基本構想」において示している「施設配置方針」に基づいた検討を進めてまいります。

・中央図書館の候補地の選定についても令和4年度以降を目指しており、基本構想のなかでは、5,000㎡程度の中央館を核として、庄内・千里の2地域館、そして、想定規模を約500㎡とする分館及び、予約資料の受取・返却に特化したサービスポイントの配置等について、検討を行う予定です。

・現段階では明確な施設総量削減の数値について提示はしておりませんが、(仮称)中央図書館を中心とした新たな図書館網の構築により、豊中市公共施設等総合管理計画に基づき、対応をすすめてまいります。

2問目意見

(仮称)中央図書館基本構想については市民・関係者の皆様の関心も高く、図書館を利用する際、図書館付近でビラ配りなどの活動されている団体を拝見することもございます。分館をすべて残すべきという意見もあるとは思いますが、基本構想では分館については数施設に「集約」すると明記されています。市におかれましては、特定事業としてのコスト面での数値目標が期限内にほとんど達成できず先送りをされているということの重大性をしっかりと認識されていると思います。図書館施設再編について、市が「ぶれることなく」取り組まれるのか、これからも注視してまいります。