本日は地球温暖化防止イベントがすてっぷホールにて開催されました。
大阪大学大学院工学研究科の山口容平先生の「エネルギーと暮らしの今と未来を考える」と題したご講演では、ちいさく産んで大きく育てるをキーワードに、市民一人ひとりのちょっとした取組により大きな効果を生むことができるので身のまわりでできることから省エネを始めようと、よびかけられました。
省エネをするにあたっては、自分の省エネの取り組みがどのような効果を生むかを見るためにエネルギーの使用状況を「見える化」することが大事ということで、関西電力の「はぴeみる電」の利用をしてみてもよいとのことでした。サイトを見てみると、よく似たご家庭の光熱費・CO2排出量と、ランキング形式で比較できるなど面白そうだと感じました。
エネルギー使用の見える化をすることが大事とのことですが、このことは国や自治体にも言えることだと思います。すなわち、たとえば各家庭がどの程度の節電に取り組めば原発1基を減らせるのかといった具体的情報を私たちに知らせることによって、私たちはより具体的イメージを持って節電に取り組むことができるのではないでしょうか。またこのような情報については大学等の研究機関によってもぜひ広く告知していただければと思います。