今日のYahooニュースでは、流山市の子育て支援策について取り上げられていました。
5月議会の個人質問で、市の人口政策の是非について議論させていただきました。
住宅都市としての豊中市は高齢化に弱いという特徴があります。
市の長期的継続的な活力維持の観点からは、特に子育て世代にターゲットを絞って、市外から引越してきてもらえるよう政策を実施し、かつ外に向かってアピールする必要があると私は考えています。
そして個人質問の中で、今回取り上げられている流山市、そして「子育て@なら」というサイトで積極的に子育て世代にアピールをしている奈良市の事例を挙げました。
リンク先の記事にあるように、ターゲットを絞ることは極めて重要なことだと考えます。
しかし豊中市の考えでは、人口政策においてターゲットを絞るということはしないとのことです。
ターゲットを絞っていないので当然のことながらホームページの設計にもその姿勢が反映されることになります。奈良市や流山市のサイトと豊中市のサイトを比較していただけると良いのですが、子育て世代へのアピールの強さが全く異なります。
豊中市への引越しを考えておられる子育て世代の情報源として、市のサイトは重要です。
近隣市との比較で「豊中市」が選ばれる必要があるのです。
子育て支援を実際に行う部署はマーケティングや広報にまで手が回らない。
広報活動を行う部署は市政全般の中から何を重点的に広報していくかの判断をすることがむつかしい。
市の中でこういったことを判断するのは、やはり上層部の方なのではないかと思います。
繰り返しになりますが、豊中市が長期的に都市としての活力を維持するためにも、子育て世代にターゲットを絞った政策を打ち出し、対外的にアピールして行くことが私は重要であると考えます。