空き店舗を利用して子育て支援事業に取り組んでいる他市事例があります。
ニーズを考えれば一番理想的なのは空き店舗を活用した保育園事業と言えますが認可要件を満たす事は困難を伴います。
しかし子育て相談や親同士の情報交換をするための場を提供するという事なら比較的取り組みやすいと言えます。
例えば神奈川県平塚市では大型スーパーマーケット店のテナント部分を借り、子育て世代の交流、相談スペースを設けています。スーパーの駐車場を利用できるので利用者からは好評のようです。
また、同市では駅前商店街の空き店舗を借りて同様の事業を行っています。このような事業により周辺商店の活性化にもつなげる事ができれば一石二鳥と言えるでしょう。
子育て支援というと、待機児童解消のための保育所定員増員のニーズが大きいと言えます。ただ他にも育児相談や親同士の交流というニーズもあります。豊中市でも立地条件のいいところがあれば平塚市のような取り組みをしてみる価値はあると思います。
また平塚駅構内の施設を利用した保育園事業もあるようです。駅近の保育園については相当のニーズがあると思われます。豊中市内には多くの駅がありますので、市としては常に情報収集をしておくべきだと考えます。