本日夕方6時から図書館協議会がありましたので、傍聴しました。
指定管理や部分委託に関する諮問を受けての協議会ですが、とりたてて目新しい議論もなく、前回8年前の諮問からなんら議論は進んでいないように感じました。
また議論をする際によく用いられるテクニックではありますが、「Aという考え方は危険だ、だからBという考えを取るべきだ」という類の話が今回多かったと思います。いくらこのような議論をしたところで、Bという考え方が良いという話には必ずしもならないことには注意が必要です。
あと、なぜか市民協働についての議論の時間が長くとられていました。直営堅持の理由づけに使いたいとの思惑があったのではと思います。しかし市民協働が重要だから直営堅持でなければならないということは必ずしも言えません。
いずれにせよ、図書館については、どのようにすれば市民サービス(これをどう捉えるかについても、様々な意見がありますが・・・)が向上するのかという視点から適切な運営手法を選択する必要があります。
図書館は市にとって重要な施設であり、他市に比べ劣るサービスは改善しなければなりません。行政の覚悟が問われています。