本日図書館協議会が開かれましたので傍聴をしてまいりました。
今回はこれまで開かれてきた図書館協議会評価部会の報告と、指定管理(民間委託を含む)に関する諮問に対する答申のたたき台をもとにした議論がなされました。
答申のたたき台の内容について、大まかにいえば、指定管理者制度は図書館事業についてはなじまない。しかしそれでも市が導入するというなら、指摘したような事項について合理的な説明が必要だし、積極的な導入の必要性を明示する必要がある、といった趣旨のものです。
広く市民に利用していただく図書館の実現のためには、資料購入費増額・開館時間延長・開館日数増加といった市民サービスの向上に加え、駅ナカ等でのサービススポットの設置、音楽配信サービスの導入、書籍の電子化の流れへの対応等の新規の取り組みも必要となってきますので財源の確保が必要となります。
直営堅持にせよ、指定管理等民間活力の導入にせよ、いずれにしても、読書振興課には市民サービス向上にむけた財源確保のため事業のさらなる合理化が求められます。