今回行った個人質問のテーマです
テーマ①悩みを抱える子どもからの相談の受付体制充実を
最近では自宅に固定電話を設置しないご家庭も増えており、また自分専用のスマホ等を持たない子供もいます。このような環境下で市のこども相談ツールである、「とよなかっ子ダイヤル」や「とよなかっ子LINE」を使えない子供もいます。そこで市立小中学校の児童生徒に一人一台配布されたタブレットをつかって、いじめや悩みの相談をできるよう提案しました。また、「とよなかっ子LINE」等の案内チラシの文面について、これを子供が見ても相談をする心理的ハードルが高いのではと指摘し、こども目線での改善を求めました。市からは相談に対する子供の安心感を高めるよう努めるとの答弁がありました
テーマ②保育施設入所選考スケジュール前倒しのデメリットについて
次年度4月入所の第一次申し込みの締め切り日が12月6日と昨年までに比べ、前倒しされました。このことにより1次選考内定後の欠員発生に伴う2次選考者内定者との逆転現象が生じるというデメリットがより多く生じることになります。このことにつき不利益を受けることになる保護者へのお詫びの上で丁寧な説明をすることを要望しました
テーマ③市の広報の個別最適化
市公式ホームページや「広報とよなか」などを通じてできるだけ広く公平に市の情報をお知らせすることに市の広報の重点が置かれてきたと思います。しかし悩みを抱える方が必ずしも市のホームページや広報誌に積極的にアクセスするとは限りません。必要としている方に必要な情報が届くことが大事であり、デジタル技術の進展により今後そのようなことが可能になると考えます。現地点でも、例えばネット上の検索連動型広告の活用などにより広報の個別最適化を図ることができるのではないかと問題提起し検討を求めました。
テーマ④学びの個別最適化について
文科省は「学びの個別最適化」を目指しています。児童生徒に1人1台配布されたタブレット端末の活用により、児童生徒の学びの状況に応じたドリル問題を行う機会を設けるなど、個別最適化への動きは始まっています。しかし様々な状況の子供がいる中で、先生がクラスの全員に向けて共通の授業を行う従来のスタイルを基本とする限り、これを実現することは難しいのではないかという問題意識があります。先進事例もでていますが過渡期の段階といえます。今後の教育委員会の大胆な取り組みに期待をするところです。
テーマ⑤若年層へのワクチン接種促進
第5波は収束傾向がみられるが、第6波の到来も危惧されている。若年層接種率を上げるための取り組み、受験生対象に優先接種など考えているかを問いました。市の取り組む「ワクチンU-19」の枠を増やしたり受験生に向けた更なる早期接種の取り組みも要望しました。
テーマ⑥オンライン授業
わが市におけるオンライン授業の取り組み方、特徴、課題、出席できなかった児童生徒に対するフォロー手段としてどのようにオンライン授業を位置づけるか、教職員に対するバックアップ体制について見解を問いました。